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シャーロック・ホームズ  脳みそ筋肉サスペンス劇場

シャーロック・ホームズ
長いようで短い春休みが終わり、さっそくブログ更新といきましょうか(酔っぱらってる)。
ということで、休み中に観た映画『シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)』について書いてみます。
でも、わしは別にホームズファンでもなんでもないので、マニアックな部分までは突っ込めません。だから良く言えば、映画を観る者としてのフラットな視点での評価になります。
んで、実家から近い劇場、ディノスシネマズ苫小牧で観ました。両親がドラマのホームズファンなので、一緒に連れて。朝の10時だったからか、客は2、3人しかいませんでした。
ということなんですが、その2、3人の客はエンドロールが始まるや否やさっさと劇場をあとにしました。呆れかえったのでしょうかねえ?

わしはというと、率直な感想としては、思っていたよりは悪くなかった、という感じです。
以前にも書いたように、監督がガイ・リッチーということで相当期待薄だったんですが、まあ観てみるもんですね、そこまでひどくはなかったです。
配役に合った展開だったし、意外に丁寧でもあり、ガイ・リッチー特有の個性的な演出もあったりしました(賛否両論)。
なんといっても、ロンドンの街のイメージが良かったです。工事中の場面が多く出てきますが、発展途上っぽくて個人的に好きです。
ただ、推理ものとして、アクションものとして、広く言えば大衆娯楽(おそらくこの映画が目指しているもの)としては意外と上手にできていません。

どういうことかというと、大衆娯楽にとって大事なもの、「推進力」がイマイチだからです。
「ホームズ=推理もの」「ガイ・リッチー=脳みそ筋肉」が一般的なもので、それらを踏まえると、うまくいけば「スタイリッシュサスペンス」。そうじゃなければ「脳みそ筋肉サスペンス」になると思います。
今作はもちろん、後者です。
そうなると「脳みそ筋肉」に必要なアップテンポ、「サスペンス」に必要な謎解きという要素が、かなり蚊帳の外になってるんです。

まず「サスペンス」における謎解きの要素ですが、もう物語開始20分後くらいにはどうでもよくなってきます。上映終了後には、何が謎だったのかさえわからなくなっていました。
わしは視力がかなり弱くて眼鏡っこなんですが、検査の時裸眼で計りますよね。その時、「ハイ、ここは~?」って指し棒で指示されるんですが、どこを指してるのかさえわからないんですよ。それと同じような感覚で、謎解きなのに何が謎なのかがわからなくなくなるという。いや、何が謎なのかがどうでもよくなると言った方がいいかも知れませんね。
要するに、サスペンスとしての推進力がほとんどないんです。

じゃあ、謎解きをどうでもよくしているぐらい「脳みそ筋肉」なのか、つまりアクションが冴えているのか? と言ったらそうでもなくて、意外にテンポが悪かったりもします。
ガイ・リッチーといえばテンポのいいおバカシーンやカットバックが売りの演出家ですが、今回は意外と『丁寧』だったりします。
最初に書きましたが、もちろんテンポのいい演出も多いんですよ。ただ、大事なシーンでそのテンポの良さを損ねているんです。それは、なぞるシーンです。
なぞるシーンというのは、2度同じシーンを挿入することです。例えば、あるシーンがあって、ワトソンがホームズに「お前、あの時どうしてたんだ?」って聞くと、そのあるシーンがもう一度挿入されて、そこにいたのは実はホームズだったんだ、っていうことを描写する、そんなシーンです。
要するに同じシーンを2度流すことです。
同じシーンを流すんですから、誰もが思うことだと思うんですが、そういった際、2度目は必ずテンポが悪くなります。
だから思い切ったカットをするべきなんです(同じシーンの垂れ流しはNG)。
しかし、この映画、垂れ流しに近い場面があるんです。
それが、ホームズの格闘のシーンです。
彼の強さは、脳内での論理的な計算から来るものだという描写をするシーンで、彼の脳内での計算(相手がこうくるからこうしてああして…)を流し、また再度同じようなシーンを流すんです。これはやっちゃいけないんですよ(基本)。ガイ・リッチーらしくない。
そのテンポの悪さが、独特のスタイリッシュさや娯楽としての面を少々損ねていました。

まあ、そんな感じなんですけど、わしが思っていたよりはひどくなかったです。逆に中途半端って思う人もいるかも知れませんね。
なにより役者がいいので、マシに見えます。
あのですね、役者がいいっていうのは非常に大事だし凄い事で、どんなクソ脚本でも役者がいいとそれなりに見えてしまうという。役者の力ってそれぐらい凄いんです。今作のロバート・ダウニー・jrとジュード・ロウという役者の力も相当な役割を担っています。
っていうか、ジュード・ロウはこれ『リプリー(The Talented Mr. Ripley)』ですよ。男友達に言い寄られてうっとうしくなって…って。R・ダウニーは『アイアンマン(Iron Man)』のトニーだし。
彼らのファンなら、もう涎流しながら観るんだろうなあ。
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theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

comment

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ゲイ映画

あ、テンポのことですが、そんなに気にならないかも。
このノリでやるなら、もっと徹底的に編集したほうがいいんじゃないかなあって思ったんです。スナッチみたいにね。

J・ロウとR・ダウニーで萌えたい人は必見!むしろ、基本やおいなんで、ゲイの人が喜びそう。

楽しみです!

こんにちは!早速レビューありがとうございます!
私もホームズファンじゃない(どころか少しも見たことない)ので、"こういうもの"として楽しめそうだと思っていますが、ホモルカさんの「悪くない」という言葉を読んで更に楽しみになりました^^
でもテンポが悪いってのは、ちょっと心配ですね・・・ま、『ジュード・ロウとロバート・ダウニーJr.を観る』つもりで観ようと思います。(まだしばらく先になると思いますが・・・)
プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

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