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第9地区におけるクソみたいな流行と社会問題

先日、映画『第9地区(District 9)』(過去記事)について、良く出来た娯楽映画だということを書いた。
それと同じに、アパルトヘイトのメタファーである映画内容に違和感を覚えたとも書いたはず。
なんか偉そうなことのたまってると思うかも知れないが、最近こういった違和感を覚える事が、ちと多いんじゃ。

で、その違和感ってなにかって言うと、社会問題提起が流行になっちゃってること。それによって問題自体がライトになってるんじゃないかということ。
そうなると、物事の本質だとかが曖昧になって、結局何がいけないかってことがあやふやになる。どうして黒人差別がいけないかという問いに、
「かわいそうだから」
とか答える連中が出てくる。

アパルトヘイトって昔のことだよ。学校で習うでしょ?
勿論、過去の歴史を学ぶのは大事だし、それを教訓にしていかなければいけない。
しかし、今はアパルトヘイト撤廃後である。そしてもっとも問題なのは、その撤廃後における黒人の貧困層でしょ。
人種が平等になっても、富の分配が全然間に合ってない。それが問題なわけでしょ。

それなのに、『第9地区』はアパルトヘイトを痛烈に描いているとか言って騒がれる。社会問題の提起だ、と。
そしてそれを見た人達は口をそろえて「アパルトヘイト反対」という(もう撤廃してます)。
それ自体は問題じゃない・・・。
だけど、もっともっと重要な事があるんだ! そんな今更「反アパルトヘイト」って言えたからって満足するな! だって、もう終わってるんだもん。
作り手も、社会派って言われて踏ん反り返ってんじゃねーよ! 本当に社会派なら、今重要な問題をテーマにしろよ。貧困だとかあるでしょう。

だけど、こうやって流行になっていくごとに中身がなくなっていく。もしこれから南アの貧困層を描く映画が増えて、それが流行になったら、どうして貧困がダメなのかという問いに答えられるのだろうか。
「かわいそうだから」
と返ってきたらどうしよう。

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ホモルカ

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札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
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