FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

めがね  落ち着くって、そういうことじゃない

めがね
めがね』という映画を観た。監督・脚本である荻上直子の前作『かもめ食堂』が、わしにとってあまりにも嫌な映画だったので、なかなかとっつけないでいた。
しかも、『かもめ食堂』の流れをくんでかなんか知らないけど、スタッフと演者がだいたい同じで、展開も似ているという触れ込みから、よりいっそう、観る気が起きなかったんです。
映画内容→cinematopics(ネタバレなし)

それにしても、つまらない映画だった(正直右のポスター観るのでさえ嫌だ)。退屈で、見せ場もなく、アクションも濡れ場もなし。どうしようもない会話と、動きのない役者を延々と映し、そうと思ったら変な体操をしてみせて、独特の雰囲気を出そうともがく。前作と一緒で、鑑賞中苦痛で、非常に嫌な映画でした。
前作は、舞台をヘルシンキにすることで、映画のテーマでもある「何もない時間=平和で素晴らしい」という方程式に説得力を持たせようとしていた。でも、はっきり言って記号にしかなっていなかった。それでも一応、雰囲気を出したいという気持ちだけは理解できた。だが今回、テーマ自体は同じなんだけど、描き方が若干違っていて、何もない事を記号やメタファーに置き換えるでもなく、ストレートに「何もない時間」を映して表現していた。まあ、想像力の欠如というか、映画への怠惰と言えるんじゃないだろうか。
もちろん、記号は誉められたものじゃない。描き方が下手で、物語中の説明(説明ぜりふとかじゃないよ、きちんと客に伝わる演出のこと)やができていないと、記号になってしまう。

それにしても、この映画と前作が言っている、「こんなふうにゆったりと落ち着いた時間っていいよね」というメッセージは、わしははっきり、間違っていると思う。
ゆったりと落ち着くっていうのは、そういうことじゃない。何もないことが落ち着くってことじゃない。落ち着いたり、休んだりって、そういうことじゃない。
ゆったりしてなくても落ち着いてる人はいるし、何もしていなくても、休めてない人はいる。
わしも、宿題やらなにやらで忙しい事が多いが、「こんなふうに楽に」なりたくはない。ぼけーっと生き続け、なんとか体操したり、酒ばっか飲んで生きるのは、怖いし、とても充実してるとは思えない。
こういう映画を見ると、なまじっか好評なもんだから、宗教的に感じる。ホント気持ちが悪い。


似たような話でよく、都会の人が自然に憧れて農業を始めるって聞く。でも、なんか理由になってないよね。自然に憧れる=農業なの? 農業だって、機械使うよ。トラクターとか、ハイテクだよ。うちのじいちゃん、農業だもん。


めがね  amazonです。

スポンサーサイト

theme : 邦画
genre : 映画

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。