スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ザ・ウォーカー  ほぼトゥモロー・ワールド

ザ・ウォーカー
先日、『ザ・ウォーカー(The Book of Eli)』という映画を観てきました。場所は札幌フロンティア。時間は夜の6時だったかな。主演は、デンゼル・ワシントン、敵役にゲイリー・オールドマンなんで、もっと客は入ってるだろうと思ったんだが、10人程度でした。まあ、平日だったからかなあ。でも、劇場内はかなり人いました。何観に来てるんだろう・・・?

邦題は珍しく良かったですよね。これでそのまま『イーライの本 ~西へ~』とかだったら爆笑してます。
で、話の内容なんですが、主人公のイーライが本を西へ歩いて運ぶというものです。どうして運送会社に頼まないのかというと、核戦争で世界が滅びて、運送屋さんはおろか、文明も人間も崩壊した世界だからです。いわゆるディストピアですね。どうして本を運ぶのか? その本は何なのか? それらが物語の推進力になってくるわけです。特に、どうして運ぶのか? ですね。
もちろん、物語中で明らかになる事なんで、ここでは書きませんが、わしはそこがすっごく物足りなく思いました。まあ、本の正体はいいですよ。ぶっちゃけ「ドラえもん1巻」ですが、予想はしてました。でも、それを運ぶ理由が。しかも、どうして西なのか、それが物凄いダメ。要するに「世界崩壊後」と「本の正体」で、科学的な根拠を遠ざけることを正当化しようとしる。そこが気に入らなかった。
まあ、それを含めてのシナリオだし、登場人物の考えなんだから、問題ないと言えばない。それに、イーライが実はある職業だったということも劇中表現しているので、「運ぶ理由」の説明はほんの少しできている。この職業でこういう人だったら、そうも思うかも知れないし、アメリカ人の類型的な思想を体現しているともとれる。
ただ、物語上の推進力と言う面では、弱いということ。

そうそう、この映画を観た人、何かにすごく似てるなあって感じた人は多いんじゃないかなあ。『北斗の拳』とか、『座頭市』とか。わしは『トゥモロー・ワールド(Children of Men)』(過去記事)そっくりだと思いました。プロットも、カメラワークもです。
ただ、『トゥモロー・ワールド』は運ぶモノが明確だったし、その理由も説得力があるものでした。だから戦闘の意味も出てくるし、緊迫感や、人物の生き死ににもより深みが出たのです。
と、シナリオに関してはこんな感じ。

それと、みんな悪役が良かったって言いますが、そうかなあ。わしは、ゲイリー・オールドマンはもっとできる子だと思うんですが。まだ『レインフォール/雨の牙』の感じでしたよ。ていうか、あれに出てるゲイリーはひどかった。というより、台本がひどいからもあるんですが。それにしても、やっつけだったっていうのがまる見えでした(笑)。

と、まあ色々書いたが、観る価値はもちろんあります。宗教的なメタファーを探すのもありですし、色々考えると細かいところの暗喩に気付くかも知れません。
あと、立ち回りや見せ方はスタイリッシュで良かったと思う。参考になった(勉強中)。


スポンサーサイト

theme : 最近観た映画
genre : 映画

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。