スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ノウイング  アメリカにもあったよげんのしょ

ノウイング
ネタバレするかもしれないです。










暑いですねー。北海道もメチャクチャ暑いです~。こんなに暑いの初めてだって先日書きましたが、マジですよこれ。黙ってるだけで汗だくになるなんてこと今までなかったですもん。
というわけで、今日は『ノウイング(Knowing)』という映画について書きます。暑いから適当です。
監督はアレックス・プロヤス。主演は変態エロオヤジのニコラス・ケイジです。2009年公開のまあいわゆるディザスター・ムービー(災害・パニック映画)です。
詳しくは→goo映画(ネタバレなし)

ストーリーを書きましょう。
50年前、ある小学校でタイムカプセルを埋めようとしていた。子どもたちが未来の絵とか書く中、ルシンダという少女はデタラメな数字をびっしり書いていた。先生も不審そうにしながらカプセルに入れて埋めるのだが、当日ルシンダが行方不明になる。夜な夜な探すと狭い倉庫にいて、手の指から血を流している。

そして50年後、タイムカプセルを開ける記念行事が行われていた。物理学教授のジョン(ニコラス・ケイジ)の息子のケイレブがルシンダの「数字」を受け取る。父親のジョンが何気にその数字の意味を解明して(災害の日付、死亡者数)、色々と探るようになる。一方、ケイレブは耳鳴りをおぼえるようになり、自宅には黒い服の不審な人物が周辺をうろつくようになる。そしてケイレブは彼らから黒い石を受け取る。

ある日、ケイレブを迎えに行く途中、飛行機墜落事故に遭遇する。その時に羅列された数字のわからなかった部分が災害の緯度と経度を示している事に気付き、予言に確信を持つ。ジョンはルシンダの先生に会いに行き、ルシンダが行方不明になった時倉庫でも数字を書いていた事、また彼女がヤク中で死んだ事を聞く。そして彼女の娘ダイアナに会いに行く。ダイアナにはアビーという娘がいた。ダイアナは一度は拒絶したものの、地下鉄事故の日付と犠牲者数がジョンの提示した「よげんのしょ」と合致していることから、彼に協力する。

「よげんのしょ」に書かれた最後の文字は「33」。それが「EE」で「Everyone Else(他全員)」であることがわかったジョンは、自らが研究していた太陽フレアが地球に到達するという見解を導き出し、同僚の教授に報告する。それは前生命体を滅ぼすには充分な災害だった。ダイアナは洞窟に逃げようと催促する。だがジョンはルシンダが隠れた倉庫に行き、そこに消えかかっていた数字を発見する。それは座標を示していて、ルシンダの住んでいた部屋だった。ジョンはそこへ向かおうとするが、ダイアナは子どもらを連れて一足先に洞窟に向かっていた。

途中ダイアナはガソリンスタンドに寄る。そこで緊急放送を流しているTVに気を取られているうちに、不審な男たちが子どもらを連れて車で去って行く。一方ジョンはルシンダの部屋へ行き、そこで子どもらと不審者を発見する。不審者は空から降りてきたUFOに乗り込み、子どもらにも乗るようテレパシーで催促する。ジョンにはその声が聞こえず、聞こえない者は乗る資格はないと言われ、ケイレブと別れを告げる。ケイレブとアビーを乗せたUFOは出発し、そこでジョンは泣き崩れる。目を覚ましたジョンは家族に会いに行く。そしてフレアが地球を襲い、全ての生命は消え去る。

子どもら二人を乗せたUFOは金色の野に降り立っていた。そして二人は『この木なんの木』に向かって走って行った。


以上が表面的なストーリー。ちょっと長いでしょ?そう、かなり詰め込んであるんですよ、この映画。あちこちに伏線を張っておいて、結局回収できずに終わってるという、ちょっと寂しい脚本なんです。

物語のテーマは何なのかって言うと、劇中でも出てきますが、世の中「決定論」で全て進行している、ということである。というのはちょっと違ってて、もちろんそれも重要な要素として扱われているんだけど、それはプロット上、シナリオ上の要素の一つであって、物語を通しての作り手の言いたい事、表現したい事ではないですよね。多分。
じゃあ何なのでしょう。地球環境を大事にしよう? 大事にしたところで太陽フレアは免れません。 宇宙人はホントにいるぞ? わしの近所にいます。 ・・・じゃあなんだろう。よく考えると、これは親子関係、もっと言えば人とのつながりについて描いた映画なんじゃないかなあ、と思うんです。

どの辺りがそうかっていうと、まずジョンとケイレブの関係です。最初は仕事優先気味だったジョンと、ナショジオに夢中だったケイレブ。軽薄というか、ちょっとギクシャクした感じでした。「俺達は上手くいっている」というのも、言葉だけにすぎない雰囲気でした。しかし災害が迫ってくるにつれ、ジョンはケイレブを優先的に考えるようになり、お互い信頼しあうようになります。
次にジョンと父親。これも同じで、序盤は仲違いしたままの状態ですが、ラストで和解しています。それとダイアナとアビー。ラストでダイアナはアビーを追いかけるあまり、事故に遭い死んでしまいます。
それともう一カ所、地下鉄のシーンです。あの場面でジョンが赤ちゃん連れのママにだけ「列車から降りろ」と指示します。このシーンがなんであるかって言うと、ジョンの親子に対する考えを表したんです。こういった危機に何を優先するか、誰を先に救いたいか、というジョンの感情を表現するためにこのシーンにこのセリフを挿れたんでしょう。言ってみれば制作者側のテーマがここに内包されているように思いました。

ただ、シナリオがちょっと弱いんで、伝わりにくいです。どうして宇宙人は人間を助けるのか、それ以前にどうして「よげんのしょ」を書かせたのか。書いたって意味ないじゃないか。はたまた何故ルシンダは自殺したのか。なぜフレアを遅らせることができたのか(セリフで言っている)。後半にケイレブが書いてた数字は何? など、色々あります。

でも、映像は凄いですよ。飛行機の事故と地下鉄の事故、それとラストのフレア。これは一見の価値ありです。


ノウイング  amazonです。

スポンサーサイト

theme : 映画レビュー
genre : 映画

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。