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区切りのランキング

このブログを書き始めて一年と二ヶ月ぐらいが経ちました。
でもここ二ヶ月はなかなか更新が止まり、新しく映画の記事を書くことが出来ずにいたので、今月で区切ってしまおうではありませんか、っていう気持ちになりました。
ということで、当ブログ一年間で扱った映画の中から、メチャクチャ勝手にランキングベスト20を考えてみることにしました。でも、なんのランキングだろう・・・。お勧め? でもないな。まあ、わしが良い映画だと思ってるランキングってことでいきます。良いってのは評価できる、ということで。


20位
アバター
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映像がとにかく凄い。3Dであれだけの表現をするのにどれだけの労力と想像力を費やした事か。第一カット割りやシーケンスの繋がりなど、整理するだけでも並みの頭じゃあできないです。ただし、そこだけであって、脚本だとかに特筆すべきものがないので、映画としての評価は一定以上得られないでしょうな、ガハハハハ!!! でもわしは好き。だって巨大生物とかジブリ初期的な感じとかミシェル・ロドリゲスのフェチズムが滲み出てるんだもん。


19位
ニュー・シネマ・パラダイス
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これはディレクターズカット版じゃあないほうです。あっちは完全にダメ映画になってます。
ちなみにこの映画、ブログではあまり良い事を書いてないです。テーマが見えないだとか、音楽だけだとか。でもそれは、周りの評価に対する相対的な考えであって、映画への愛だとか、映画史に燦然と輝くだとか意味もわからずにのたまうエセ映画ファンへの苦言だと思って下さい。それを抜きにして考えれば、本作品はなかなかよく出来ていて、一人の男の郷愁を美しく(音楽が)描いていると思います。


18位
シザーハンズ
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説明不要だと思います。ビジュアル的にはカラフルで明るいけれどどこか空っぽなイメージ。それがファンタジーを助長させてる。騒がしいけど騒がしくない。ポップだけど残酷で、人まで殺しちゃう。でもメルヘンチック。それは監督の個性ですね。


17位
オアシス
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役者の演技力も凄いけど、演出が非常に巧みだと思う。現実と空想の境目の感じと、そのギャップ。周囲の反応の映し方などもさり気ないがきちんと表現されていた。けっしてスッキリする映画ではないが、他人に薦められる作品だと思う。


16位
第9地区
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アパルトヘイトを根底にした作品。無論テーマはそこにあるわけじゃあない。メインはグロ、銃撃戦、ロボット、モキュメンタリーにあり、社会的イデオロギーを無理にこじつけたりせず、省いて観た方が良い。バカになって観ろとどこかのクソ映画でのたまっていたな(オモローの人のやつ)。そういう問題でもないけどね。ていうか、バカになって観てる客を笑わせるのってメチャクチャ難しいですよ。まあそれはいいや。


15位
地雷を踏んだらサヨウナラ
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よく出来た映画です。何を持ってしてよく出来たかと言われると応えるのが面倒ですが、要するに色んな人が観て、それぞれに届くように出来ているということです。それがクオリティを下げずに出来ている。この映画も、色々なしがらみの中で撮られたと思いますが、一人のカメラマンの生きざまを描きつつも戦場の実態もかじっている。誰が困るのか、どうして戦争が起きるのか、良い事か悪い事かなど、観る人によって響くことがあるはずです。浅野忠信の演技も合ってます(カメラマンってああいう感じだ)。


14位
アウトレイジ
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とても面白かった映画です。相変わらず、たけし映画特有のどうしようもない男たちの争いが描かれていて(久しぶりか)、怒号、罵声、銃声の響く作品でした。まさにマーティン・スコセッシばりです。でも、途中あきらかにテンションダウンというか(ガイジン登場するとこ)、中抜けが激しく、手放しで評価できないところがありました。それでもエピソードの散らし方は以前より上達したような印象を受けます。前までは毎回同じの使いまわしだったからね。でも、たけしは日本で最も映画らしい映画を撮る監督になってしまったかもしれない。他が消えていくからね。職人監督は多いけど、彼らはTV映画も撮るからね。


13位
ヒックとドラゴン
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わしはこの映画、かなり好きです。ドラゴン的なものが好きっていうのもあるが、貧弱青年がなにかに目覚めて成長する様は好物です。ていうか皆そういうのは好きですよね、きっと。それがうまく表現されていて、とても満足でした。もちろん映像も良くて、ドラゴンと戦うシーンやら訓練シーンやら全てにおいてクオリティが高かったです。アニメーション映画ではトップクラス間違いなしです。日本での宣伝だけがいただけませんでした。


12位
インセプション
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去年観た映画で、一番ハラハラしながら観た映画です。確かに説明的な序盤が長いとか、元ネタがありすぎるとかありますけど、そんなの当たり前なんですよ。映画って言うのはそもそも影響を受けながら出来ていくものですから、完全なオリジナルだということ自体ありえません。でもこの映画に一番近いと思ったのは、漫画の『ペット』です。ネットにもあまり載ってないとこみると、あまり有名な漫画じゃあないのかなあ。すげー面白いんだけど。 …ディカプリオの眉間の皺消えなくなったのかな。


11位
何がジェーンに起ったか?
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実は思い出したくもない映画1位か2位なんですよね、これ。レクイエム・フォー・ドリームと争ってますよ。でも老婆同士の心理戦というか、正常じゃない心理がじわじわ伝わってきた、緩急のきいた演出だったと思います。後の映画にも大きな影響を与えた本作、マジで怖いです。何がって? 顔がです。キャーーーーー!


10位
卒業
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これはまあ、ちょっと踏み外せばヘンテコ映画なんですが、そのギリギリのラインを上手く保ってるという感じで、それが卒業という微妙なタイトルとマッチしていると思うんです。簡単に言えば子どもからの卒業、童貞から、親から、と受け取りがちですが、そこに束縛という要素が入り込んで多少やっかいなものになっています。束縛から卒業したように見えて、実は逆に束縛に組み込まれていく。それが物語の残酷な部分であって、テーマでもあります。アメリカン・ニューシネマの傑作ですね。


9位
パンズ・ラビリンス
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これは最初観た時はよく出来てるなーと思いましたよ。もともとギレルモ監督はデビルズ・バックボーンでその手腕を発揮してますが、本作でやってくれましたって感じでした。とくに手の目男のシーンは忘れません。水木しげるからもろパクッてるとかそういうんじゃあなく、動き出す感じ、そして追ってくる感じがほんと良かった。そしてなにより、造形が良い。それは後のゴールデンアーミーでもいかんなく発揮されるのだが、この監督はアニメとか好きなんだろうなあってのが伝わってくる。オタクなんだろうなー。


8位
少林寺三十六房
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燃えるよ。まさに燃える。それはOPの背景(スコセッシ的な夕焼け)から、一段ごとにレベルアップしていく様。強い敵との戦いや、戦術、武器の選択、技のひらめき。ほんと心を燃やしてくれる映画です。知らない人がいるというのがもったいないです。この映画、色んなものに影響を与えていますよね。とくにゲームなんか、武器や技を引用したりで、なくてはならない存在です。ほんと、もっと評価されてもいいと思うんだけどなあ。


7位
ミスト
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霧っぽ~い画作り(霧だもんな)、B級っぽ~い造形のモンスター、箱の中でさらされる人間の本性、そこからの脱出、仲間の死、そして死に場所…。生きるとは? 死ぬとは? 何を選択し、行動するのか。どうしてそれを選択したのか。人間は情報を頭で整理し判断する。彼らがラストで見上げた超巨大生物は、それまでの体験も重ねて、それを選択するのには充分だった。これは脚本がほんと秀逸です。ラストだけじゃあなく、途中の展開やキャラがそれぞれ変わって行く様など、うまかった。演出面も、どこか無機質な感じだがそれが霧と相まって不気味さを助長させている。モンスターパニックモノとしては、近年で最高の出来だと思う。


6位
エクスペンダブルズ
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文句ねーぜ、この絵面! 筋肉オヤジの部室にようこそ。見た目はオヤジ中身は中二の逆コナンだぜ。テロリスト? 全員ぶっ殺す。そんな俺たちも女には弱い。しかも悩む。そのギャップがやはりくすぐったい。予想もつくし、展開もわかりきってるのにここまでワクワクするのは役者陣と、要所要所に散りばめられてるネタ要素のおかげか。ネタ要素というのは要するに「本作外での関連づけ」である。シュワちゃんが出てきて、次は大統領選挙だとか言われてたりすること。本作以外の知識がないと笑えない要素ということ。でもそれはこの映画以外にも言える事なんだよね。それをどこまで出すか、匂わせるかというのが演出の手腕。安っぽくするとマチェーテみたいになる(悪くないが)。本作はそこまで軽くない。本気度が伝わってくる。その中でクスっとしてしまう。決して知的ではないが、情報が多い人ほどクスっとしてしまう映画。稀有な映画だ。ていうか豪華メンバーすぎる。でも日本での宣伝小さいよね。


5位
シークレット・サンシャイン
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韓国映画のレベルの高さを痛感した映画。シュリだとかでそんな事はわかっていたけれど、グロ、暴力抜きでも韓国映画は日本の上を行っている。この映画は精神映画だ。明るく静かな画面に一部日影があり、そこに斜陽がさすイメージ。主人公は日陰だ。だが周りが明るいからその日陰が引き立ってしまう。主人公は問い続ける。日陰は私か? それとも、日を浴びているのは私で単に陰になっているだけなのか? もしそうなら、日を浴びていないのは…。だがそれは救いを求めるあまり辿り着いた幻想だった。自分は大切なものを失ったのだ。すがるものもない彼女に、そっと斜陽が差し込む。あのラストは感動だった。映画の文法を外すことなくきっちり描いている。まさに映画史に残る作品だと思う。もっと評価されていいよね。


4位
独裁者
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チャップリンはロリコンで、ギャグの天才である。ていうか、笑いのセンスが良いよね。ズレることなくギャグを散りばめるから、面白い。バカになって観るというのとは正反対の部類のギャグだ。オモローの人に観せたいね。でも、たぶんこの映画を観てないんだろうなあ。それじゃなきゃバカになって観れなんてこと言えないよ。ていうか勉強しろよ。映画撮る人が独裁者観てないなんてあんまりじゃあないか。怠惰すぎるだろいくらなんでも。映画撮らない人でもこの映画は観てもらいたいですけど。面白いとか抜きに、どんな時代に、どういう状況で作られたかを考えてほしい。ラストの演説が良いか悪いかなんて二の次でしょ。人間として、経験として観ておくべきだ。学校で習うのもありだよね。


3位
CURE
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邦画が生き延びるためには黒沢清に頑張ってもらわなきゃあならないよ、マジで。本作はそうとうイカレてる。だがうまい。でんでんのシーンを観て、背筋が凍るというのはこういうことだと改めて知った。取調室でのシーンもだ。基本的に長回しによる緊張の持続と、予測不可能な行動、カットによる違和感によって不気味さをかもし続けている。残酷なシーンを非残酷に、進展している場面を停滞気味に撮ることによって、従来の映画のテンポからズレが生じる。これはアカルイミライでもやってることで、そもそもタイトルからしてそれが顕著だ。『アカルイミライ』はほぼ名詞的で、それはラストの能天気な若者に表現されている。要するにこいつらが未来ですよ、お先真っ暗でしょ、というニュアンスだ。


2位
WALL・E/ウォーリー
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説明不要ですね。ウォーリーとイブの人形を姪っ子の誕生日に買ってやったぐらい好きだし(よくわからんか)、よく出来ている。もちろん、ロボットが感情を持つことへの違和感だとか、結局人類がもどって堂々巡りじゃあないかとか、反省しろよとか色んな意見を耳にしましたけど、そんな野暮な思想は論じるべきじゃあないです。映画ってのは必ずどこかプロパガンダなんです。それをいちいち吟味していたら、駄作でもヒューマニズムに溢れてれば良い映画ってことになっちゃう。いかに表現できているか、いかに映画の文法で説明できているかが重要であって、テーマの良し悪しは問題じゃあありません。でも、良いとこ突いてる映画もありますけどね。それにしても、この当時おバカな人類が滅ぶっていう映画多かったような気がするなあ。ブッシュの影響か。


1位
17歳の肖像
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色んな人に薦めたい映画。親にも、兄弟姉妹、友達、ガールフレンド、親戚やら映画友達やら、とにかく色んな人に。何か感じるものがあるはず。アルフレッド・モリーナの哀愁漂う二重顎から何かを感じるはず。キャリー・マリガンの背伸びした感じに何かを感じる。その彼女にフラれる少年にも何かを、お母さんにも。わしはこの映画、ホントに素晴らしいと思いました。ロンドン郊外の感じも良かったし、パリに行ってウハウハな気持ちも。大人になる直前の微妙な感情や、全てが新鮮でクールに見える感じ、そういう共感をたくさんもち合わせた映画でした。それでいて映画としての演出も良く、色づかい、カメラワーク、カット割り、そして音楽も映画にピッタリでした。それにしてもアルフレッド・モリーナっていつも誰かに裏切られるというイメージがある。わき役だから仕方ないのかな。


まあ一応こういうランクだけど、あまり意味はないです。ちなみにブログで紹介してないけど、2010年公開の映画でベスト3を挙げるとすると
3位  17歳の肖像
2位  トイ・ストーリー3
1位  キック・アス

です。トイ・ストーリーは期待通りというか、もうレールに沿って進むだけでしたよ。感動という名の電車にね。ホントなんであんなに泣けるんだろう、不思議だよね。悔しいから2位ですよ。キック・アスはナメてました。ケツを舐めてたわけじゃないですよ、甘く見てたんです。マシュー・ヴォーンがここまでやるとは。スターダスト、レイヤー・ケーキも確かに良かったけど、これは抜けてるよね。わしはロリコンじゃないが、女の子があんなナギナタ持って敵を刺しまくってるの見ると好きになっちゃう。ヘンタイじゃあないけどさ。それぐらいのパワーがあった。近距離パワー型の映画だ。

ワーストは考えたくもありません。ほとんどが邦画になるでしょうけど。あれやこれや、だいたい想像つきますね。ということで、今年もぼちぼち更新していこうかなと思ってます。



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No title

どうもーーーーーーーーー。
忙しいんですよ、なんてったって一人暮らし。そう、料理作るのに忙しいんです!ていうか料理が楽しくなって、ちょっと時間がね…。ていうか野菜高いですねえ。
(嘘です)
ということで、なかなか時間がなくって。日本人はどうしてこんなことになったんだろう。よくバイトでTV局の仕事する人が身近にいるんですが、ほぼ一日拘束ですよ。業界ってひどいところだということを知りましたよ。これじゃあ映画作りの体制も崩れます。
っと話が逸れた、すいません。僕のランキングも個人のお気に入りですよ、ほとんど。それでいいと思いますし。でもなるべく好き嫌いを抑えたつもりです。
ていうか冬は雪がひどくて、なかなか外に出歩こうって気になれませんよ~。色々新作観たいんですけどね。

お久しぶりです

 お忙しいようですねー。
「評価できる映画ランキング」とは、さすがですねー!
私の「自分だけ気に入ってるランキング」が恥ずかしくなります^^;
 結局まだ観れてないものも多いですし、"観るべき"リストとしてこのランキングをメモらせて頂きますね^^
「17歳の肖像」はそろそろテレビでやりそうなので、今とても楽しみにしてるんです。記事でも強くおススメしてらっしゃいましたが、1位に選出されたので、グンと期待度が上がりました!
 また、たまにお時間ができた時にでも、良い映画をご紹介ください。
楽しみにしています^^
プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

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