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処刑人  ゴスロリじゃなく女装処刑人

処刑人
先日ようやく『処刑人(The Boondock Saints)』を観ました。1999年のアメリカ映画で、監督はトロイ・ダフィー(バーテンとロックバンドに明け暮れていた人みたいでデブでヒゲの怖そうなオッサン)。ウィレム・デフォーも出演してます。周囲の評判もかなり良いし、普段から脳みそが眠気でふやけていくような映画を観ているせいか個人的にはオアシスのような、ケーキばっか食ってる時の束の間の納豆に辿り着いたような、そんな気分で鑑賞しました。
では、詳しくは→goo映画(ネタバレ)。


わし的ストーリー
ボストンに住むカトリック教徒でアイリッシュ系の兄弟二人がけんかの延長でロシアンマフィアを殺してしまう。正当防衛が認められるが、騒ぎを避けるために拘置所の中で一夜を過ごした。その晩二人はどこからか「悪人を殺せ」という声を聞く。拘置所を出て以降、彼らは次々と処刑をしていく。勿論警察にも追われるが、それでも処刑していく。処刑して処刑して処刑しまくるが、ある時とある殺し屋と出会い・・・。処刑しまくる。


感想(モロ個人的)
まず、面白いか面白くないかで言えば、そんなに面白くなかった。どうしてかというと、ストーリーの見せ方がかなり下手なので(あってないようなものだが)、展開がいまいちよくわからなくなる。きちんと観ていればわかるじゃあないか、と言われるかもしれないけど、逆にきちんと観ていれば観ているほど『??』って感じになる。
わしが特にそれを感じたのは、ラスト付近イタリア系マフィアのボスのヤカヴェッタを処刑に行くところ。それまでは、一連のシーンの流れとして、
     兄弟が処刑に向かう→警察の現場検証→処刑のシーンのカットバック
という感じでいくわけだが、これ自体に文句はない。文句というか、悪いところも間違いとかもない。ただ、この流れを何度も見せつけられた上でラストの処刑に向かう時、次のシーンでいきなりとっ捕まってボコボコにされてるっていうのがシナリオ上悪いところ。観ている側としては、何のことかわからなくなる可能性がでてくるから。間に捕まるシーンを入れるとか、彼らの身に何かがあったことを知らせるシーン(電話にでないとかさ)を入れるとかしないと、そのシーンだけテンポが良いだけに、お笑いに見えてしまう(アデランス使用前と使用後の比較映像みたいな)。まあお笑いにするシーンでもないんだけどね。映画と言うのはモンタージュで成立してる(省いてなんぼということ)わけだが、これでは大事なところを切ってしまっているわけ。
もうひとつ、いつも推理を外すボストンの刑事さん。ラストに犯人が六丁のチャカを持ってるっていうのを当てるっていう小ネタをやってるんだけど、それもダメ。なぜなら、そのシーンの前に観客に六丁持ってるってことをわからせちゃってるから。だから、その台詞に全然インパクトもないし、味もない。敵はどんな奴だ!? っていう興味を客に抱かせておいての推理にすれば、小ネタとしても良かったしキャラ立ちとしてもうまくいってた。勿体ないなあ。
あと、あれが父親だったってのも微妙だなあと思った。驚きもなにもない告白だったし、告白のしかたもイマイチぴんとこなかった。例の説教が通じたからっていうんでしょ? サミュエル・L・ジャクソンじゃあないんだから。でもどこにでもありそうな説教だったよ。親子を証明する割符にはなってないような・・・。
  と言う感じであきらかにシナリオが下手だなと思った。描いてることがたんなるテロリストだからダメだとか、殺人を娯楽にしたり正義にする価値観が危険だとか、アメリカ人の勝手な妄想とか、罪と罰がどうとか、インタビューで打ち消そうとしててあざといとか、そういうのは良いんですけどね別に。神の啓示受けたから人を殺していいのかとかそういうことは良いんですよ。映画なんだし(正直引きますけど)。ただ、周りが言うほど面白くは・・・。わしはなかったなあ。そんなにぶっ飛んでもなかったしね。フランスの催眠映画とか、クソみたいな邦画とか観ててハードルは下がってるんだけどね。ケーキばっか食ってて納豆来たー! って思ったけど甘納豆だったみたいな。うーん、催眠慣れしたのかなあ。
ただ、良いところもありました。それはウィレム・デフォーの女装が拝めたことです。女装以外もカッコ良かったです。現場検証で自分も二丁拳銃やるところなんて、興奮しました。それだけ良かったら充分か。にしてもかなり美味しい役でしたね。あれ? ゲイ○ー・オールドマンさんじゃあないよね?


まとめ
簡単に言うと、ジョニー・トーとジョン・ウーとスコセッシに『レオン(Léon)』の麻薬捜査官を出してタラちゃんっぽくしようとしたガイ・リッチーがリュック・ベッソンに撮らせたような映画です。すげーわかりやすく言うとですけど。いや、パクリとかオマージュは良いんですよ。楽しければ気になりません。
あとさ、ファニーが二丁拳銃で「ワイアット・アープだ」って言うところあったけど、独り言で「ジョニー・トーだろ」って突っ込んでた自分がいた。でも冷静に考えたら、ジョン・ウーか? おかしいか? funny how?


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どうも

どうもです~!久しぶりです~!

僕の周辺の女子も、やっぱりこの兄弟のファンになったっていう人がいますよ。とくに弟役が人気みたいですね。
まあ確かに女性目線で観れば『萌えキュン』要素が多いのかな。そう考えると女性ウケを狙った『トワイライト』の、もうちょっとダーティーなバージョンってことかな・・・。なんか色んな作品に形容できるな・・・。
デフォーさんはホント面白かったです。現場検証のシーンはジョニー・トーとジョン・ウーとゲーリー・オールドマンだったけど、やっぱいいシーンでした。

続編ね~。まあ、機会があったら観ますよ。全く期待してないですけど。

お久しぶりですー

あぁ~・・・ 確かに絶賛してる人のほとんどはデフォーにヤラれてるだけかもしれませんねー。
すっかり忘れていましたが、私も最後の方はよく解らなかったんでした。でも気にしてなかったかも。デフォーの怪演と兄弟のキュートさだけで大満足してたってことですね^^;
でも冷静に観てみると、ホモルカさんのご意見は全面的に納得できました。さすがですねー。
これに懲りて2作目はご覧にならないご予定ですか?まぁ特にお勧めじゃないですけど(笑)
プロフィール

ホモルカ

Author:ホモルカ
札幌在住。おとこ。
ボケ防止でブログ開始。
ボケ担当。
学校で映画を勉強。
でもブログは好き勝手書くよ。
映画について質問あればコメントくださいな。

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